Quest of G

コーデックス植物(主にパキポディウム)の栽培記録や栽培方法、園芸ツールについて書いていきます。

ブログ開設のご挨拶

多肉植物や観葉植物を始めて8年目になりました。

多肉植物の栽培』は飽きっぽい私でも続けられた稀有な趣味で、その中でも特にパキポディウム グラキリス(グラキリウス)との衝撃的な出会いは、人生を変えたと言っても過言ではありません。

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マイファーストグラキリス(2014年03月26日撮影)

今市場は自生地の山木で溢れており、形の良い小株から一人では植え替えられないくらいの立派な大株まで、どれも高い確率で発根する新鮮な株が巷の園芸店で販売されるようになってきましたが、私が初めてグラキリスを購入した2013~2014頃はパキポディウムの未発根株に手を出すことはハイリスクだと言われていて、多くの挑戦者が涙を飲む結果となったブーム黎明期でした。

私もご多分に洩れず挑戦し華々しく散った口で、上の写真の初めて購入したグラキリスも2株とも形はよかったのですが、届いたときはスカスカで1年もしないうちに発根することなく枯れてしまいました。葉もしっかり出ていたので、今の知識量で挑めば救えた命だったかもしれないという思いもありますが、新鮮さは今手に出来る株と比べれば天地ほどの差がありました。

そんなほろ苦いデビューをしてこれまでに数々の失敗をしてきた私にとって、今は好機とばかりに入荷情報があれば誰も持っていないようないい個体を探し求めてアンテナを張り巡らせる日々ですが、それと同時に入手困難、絶滅危惧種とされていたグラキリスや他の多肉植物(特にコーデックス植物)がこんなにも市場に溢れている様を見ると、「輸入規制目前とか、山採りのせいで自生地から植物が消えるとまことしやかに言われていた話はどこへ行ってしまったんだ。もうグラキリスなんて雑草と変わらんな…。いやいや、もしかしたらマダガスカルはもう破滅への一途を辿っているのかも…。」などと根も葉もない噂話をもとに訳の分からない気持ちがよぎってしまうのも正直な気持ちです。

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2020年(今年)のはじめから随時購入したグラキリス(まだ未発根もあり(汗))

競争のようにただひたすら植物をコレクションする行為に食傷気味になっている今の自分の気持ちを立て直すべく、今まで試行錯誤してきた実生グラキリスを中心に植物の栽培記録や栽培方法などを綴ってみたいと思います。

特に実生株の栽培方法は自生地の植物より形の良いものを作出することを目的に行っていて、著名な園芸家が入門書で言っている栽培方法とは違う(間違った)方法を選択しているかもしれません。

また、株の生存率も悪くあまりお勧めできるようなものではありませんが、もし私と同じように「100個の種を播いて5年後1個の苗しか生き残らなかったとしても、それが山木を超えるものであれば成功だ!」と思える人がいれば参考になるかもしれません。備忘録でもあるので、「お前に言われた通りにやったのに枯れたじゃないか!」などとクレームはつけないでくださいね。(一応最初に断っておきます(笑))

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2018実生グラキリス(とげの目が詰まった優秀な個体)

間違いだらけの理論である意味衝撃的(笑劇的)かもしれませんが(笑)、失敗も含めて投稿していくので、よろしければ読んでみてください。

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